泉田宥美治療院 | 日記 | 体罰

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泉田宥美治療院 の日記

体罰

2013.09.07

昨日、テレビで桜宮高バスケ部自殺初公判の放送を見た。
私は改めて、顧問の先生に対する激しい怒りを覚えた。
「自分の子供にも同じことができるのか?」
という問いに「・・・できません。」との答え。
自分の子供にできないことを無抵抗の立場の生徒に何故できるのだろうか?
これは指導ではない。
完全に自分の腹立たしさからくる暴力以外のなにものでもない。
本当に自殺された主将だった少年がかわいそうでならない。
おそらく好きではじめたバスケットボール。
笑顔で楽しくやっていたであろうバスケットボール。
しかし、最後は主将になったことで、顧問からの暴力に怯え、笑顔が消えていたに違いない。
そして、その大好きだったバスケットボールを続けることに思い悩んで「死」を選ばなければならないなんて・・・。
本当に・・・本当にかわいそうでならない・・・。
私は学校の部活動の理不尽な先輩後輩の上下関係が嫌で、中学生の頃から、ジムに入って練習していた。
高校生の頃なんかは、スパーリングで鼻血を出してもひるまない根性を認められてプロの選手にかわいがられた。おかげで高校生の頃に鼻は潰れていた。
私はボクシングをやっていたけれど、理不尽な体罰をされたことなんて1度もない。
私は今まで5つのジムを渡り歩いたけど、どこのジムも根性をみせれば評価してくれ、認めてくれる。たまに腹の立つ先輩なんかいれば、スパーの時に思いっきり殴れるし、なんのストレスもなかった。ボクシングは相手を殴る競技だから、そういう体罰は必要ないのかもしれない。それか、私が、指導してくれた先生たちに恵まれていたのかもしれない。もしかしたら、格闘技系でもあるのかもしれない。
とにかく、スポーツの指導による体罰の必要性をまったく感じないし、理解できない。
学校生活における素行の悪さを正すのに体罰は必要じゃないかとは思う。
しかし、そこにも口で指導しても聞く耳をもたず、更生の可能性がない、という条件付きでアリだとは思う。
結局は指導者の思い通りにいかないストレスのはけ口、変な根性論。
これにつきると思う。
私がもし、ボクシングをしていて体罰されていたら、プロになってはなかっただろう。
そして、ボクシングが嫌いになっていたと思う。
指導者なら口で理論を説明し、納得させるべきだと思う。
おそらく体罰をする指導者は自分もされたことがあるという人が多いのではないだろうか?
だから、そういうもんだと、自分はやっていい人間なんだと普通に思っているのだろう。
それにしても、自殺された生徒のことを思うとやりきれない・・・。

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