泉田宥美治療院 の日記
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生きるとは・・・
2013.07.31
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「何の為に生きているのか?」
誰しも1度は考えたことがあるのではないでしょうか?
「伊豆の踊子」という小説で有名な川端康成さん。
この方は、二歳のときに父を、三歳の時には、母を失ってしまい、 姉とふたりきりになってしま
います。
その後、母の実家に引き取ら れ、姉は伯母の家に預けられます。 七歳のとき祖母が死に、十
歳のときに生き別れになった姉が亡くな ってしまいます。 以後祖父と二人暮しを続けました
が、十六歳のとき祖父が亡くなっ て、とうとう天涯孤独な孤児となってしまいます。
そんな時、川端さんはこんな風に自問自答したそうです。
「人間の一呼吸は墓場への進軍の曲なり、なんぞ活動せねばならん や?」
「人生とは感激の為なり。」
そして、後々、すばらしい作品を残され、人々に感動を与えまし た。
幼少期に想像を絶するような経験をされた川端康成さんの言葉は、 非常に心に響きます。
私が治療師になったのも、自分の非常に悪かった腰の状態。
それを劇的に変えて、生きる希望を与えてくれた感動。
その感動を1人でも多くの人に感じてもらいたい!
それが私の「生きがい」でもあります。