泉田宥美治療院 | 日記 | 「痛み」に対する考え方の変化


2013/08/25
「痛み」に対する考え方の変化


2000年に開業して以来13年。
その間、たくさんの患者さんを施術させていただきました。
そして、いろんな経験をさせていただきました。

開業したての頃、ご高齢のご婦人が来院されました。膝が悪く数年病院に通っていたけど、一向に変化がなかったので当院に来られました。
膝が悪くなってから自転車にも乗れなかったそうです。
2度目に来院された時、その方は自転車に乗ってこられました。その方は大変驚かれていましたけど、それ以上に驚いたのは私でした。
ご高齢で強い矯正もできないので、結果がでるまで少し時間がかかるかな?と思っていました。それがたった1度の施術で結果が出た!
私は自画自賛というか、「私はもしかしたらスゴイ技術をもっているんじゃないか?」なんて思っていました。

そうかと思えば、当院のモットーである「3回以内に結果を出す!」の3回施術しても痛みのとれない患者さんがいたりと、自信がついたり、なくなったりという繰り返しでした。

本当に人間の体というのは奥が深いというか難しいなと思いました。
格闘技を長年やっていたせいか「痛み」というものに対しても、「痛み=悪」として、その「痛み」を私が退治する!みたいな考えでした。嫁や子供たちには「筋肉バカ」と揶揄されると思いますが(笑)
 しかし、いつの頃からか「痛み」というものは体が発している「声なき声」だと思えるようになりました。
泣いている赤ちゃんに親が優しく、何故、泣いているのか問いかけるようなそんな感覚に思えるようになりました。
これからも、体が発している「声なき声」に真摯に耳を傾けて、施術に取り組んでいきたいと思います。

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